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札幌の街は僕にいつも元気をくれます。
札幌ミーティングが初めてフライングステージを呼んでくれた96年2月、帰りの飛行機の中でそれまで考えていた4月の新作の内容を全とっかえすることに決めて書き上げたのが「陽気な幽霊」という芝居です。めちゃめちゃ前向きなゲイの幽霊がカミングアウトしたばかりの男の子の背中を押しまくるこの舞台は、その後、再演を重ね、賞もいただき、98年には再び札幌に呼んでもらいました。2月の札幌で、吹雪の中、公演のビラをまいてくれたという札幌のみなさんから、大きな力をもらって作り上げることができた芝居だと思っています。
今回の「二人でお茶を」は、1980年から2005年までの25年間にわたる二人のゲイの物語です。バーナード・スレイド作の舞台「セイムタイム・ネクストイヤー」、年に一度の浮気のデートを25年間続けた男女二人のお話を、日本のゲイにおきかえてみようというのがそもそもの思いつきでした。 |
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二人が出会う舞台を札幌にしたのは、やっぱりなにか「元気をもらおう」という考えが底にあったことは間違いありませんが、日本の他のどの街よりゲイシーンが大きく変わっていった街として、札幌はこの物語にうってつけだと僕には思えました。また、何人もの友人の顔が浮かび、キャラクターづくりの参考にさせてもらいました。
年に一度東京からやってくる妻子持ちのゲイと札幌在住の母親と二人暮らしのゲイ。
二人が過ごす一夜×25年間。レインボーマーチも今年で10周年ですが、そんな話も二人の会話には当然のように登場します。
昨年、東京で初演の際、いつか札幌でやれたらいいねと話していたことがこんなに早く実現したことをとてもうれしく思っています。みなさんのご来場をお待ちしています。
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